伊勢国 一の鳥居建て替えが五月下旬から行われます。鳥居建て替えの際には、「お木曳き」 と言い、奉曳車に乗せた柱を2,000人で引くそうです。奉曳車を先導する石取際車の神棚屋根を木曽茅で製作しております。
左写真の右側の方が、米山さんで、左の方が小島建設有馬さんです。今回長野県から茅葺屋根の指導ということで、米山さんが三重県まで行かれました。伊勢神宮のお祭りの神棚に木曽茅が使われる事に大変感謝しております。この日はNHKの撮影も入り、緊張して屋根を葺いていました。
今回20年に一度の鳥居の交換という事で、小島建設さんも大変忙しそうでした。実際に修復中の柱を倉庫にて見学させて頂きましたが、その柱の大きさにびっくり致しました。柱の材質はヒノキですが、当然木曽ヒノキです。長野県木曽は伊勢神宮と昔から関わりがあります。鳥居の交換が無事行われるように陰ながらお祈り申し上げます。